津堅島のマータンコー
津堅島へ行ってきました。
何をしに行ったかと言いますと
津堅島に伝わる行事
「マータンコー」
を見学させて頂きにです。
マータンコーというのは
津堅バラと神谷バラの二組が
それぞれで決められた長者の家に
三色の布を吊るしたマータンコー旗を立てる。
長者の家では村から提供された酒を
家に集まった村中の人たちと酒宴を開く。
その後村人たちは思い思いの仮装をして
アギ浜と瀬名波浜に二組に別れ仮装行列で赴く。
両方の浜にあらかじめ埋めてあった
マーニの葉で包んだ7つの酒瓶で
乱痴気騒ぎをして散会する。
この行事は由来も意趣も全く分からない。
と
「勝連村誌 一九六六年三月三十一日印刷
一九六六年四月一日 発行
編集者 福田恒禎(示貞)
発行者 勝連村長 野原昌常
発行所 勝連孫役場 」
には記載されています。
(文章をそのまま掲載ではなく要約してあります)
今回マータンコーに参加していたおじいさんは
「7つの頭を持つ大蛇を退治する知恵を
授けた侍のことを模した行事だよ」
と言っておりました。
公民館を出発して
島を巡ってまた公民館に戻る
子供からお年寄りまでが
楽しそうに参加している津堅島のマータンコーを見て
現在の村の行事のあり方に
感動しました。
津堅島はいつ来ても良い島だなと。
賑やかとのどかさ。
勇敢さとたおやかさ。
全部を感じ取ることができる素敵な島でした。
ありがとうございました。
最後は島のフェリー「ニューくがに」の写真。
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